JPYC Gateway

ウォレットへの入金を見逃さない。JPYC Gatewayの「入金通知」とは?

ウォレットへの入金を見逃さない。JPYC Gatewayの「入金通知」とは?

企業でステーブルコインを受け取る機会が増えると、重要になるのが「入金の確認」です。

取引先からの支払い、サービスの売上、店舗での受け取りなど、複数のウォレットで入金が発生するようになると、それぞれのウォレットを定期的に確認する運用は負担になります。

JPYC Gatewayでは、自社ウォレットへの入金を画面上で通知する「入金通知」機能を利用できます。さらに、メールによる通知や、ユーザーごとの入金通知権限にも対応しています。

1. 入金があるとベルアイコンで通知

JPYC Gatewayに登録している自社ウォレットに入金があると、画面右上のベルアイコンに未確認入金の件数が表示されます。

例えば、未確認の入金が3件あれば、ベルアイコンから新しい入金が発生していることを確認できます。

ウォレットの残高を一つずつ開いて確認しなくても、JPYC Gatewayの画面から未確認の入金があることを把握できます。

複数のウォレットを管理している企業ほど、日々の入金確認を行いやすくなる機能です。


2. ベルアイコンから未確認入金を確認

ベルアイコンをクリックすると、入出金履歴画面が開きます。

このとき、「全ウォレット」「入金」「未確認のみ」という条件で絞り込まれた状態で表示されます。

つまり、単に「入金があった」という通知を表示するだけではなく、そのまま確認が必要な入金一覧へ移動できます。

入金通知
未確認入金を表示
内容を確認

という流れで、日々の入金確認を行えます。


3. メールでも入金通知を受け取れる

JPYC Gatewayの画面を常に開いているとは限りません。そのため、入金通知はメールでも受け取ることができます。

設定画面の「通知設定」から「メールで入金通知を送信する」を有効にすると、入金通知の権限を持つウォレットに入金があった際、登録しているメールアドレスへ通知メールが送信されます。

例えば、取引先からの支払い、店舗への入金、サービス利用料の受け取りなどをメールから把握することもできます。

JPYC Gatewayへログインしていないタイミングでも、入金があったことに気付きやすくなります。


4. メール通知をオフにしても画面上では確認可能

メール通知は、ユーザーごとにオン・オフを切り替えられます。

「メールが増えすぎるため、メール通知は必要ない」という場合はオフにすることも可能です。

メール通知をオフにしても、JPYC Gateway画面上のベルアイコンによる通知バッジは引き続き表示されます。

そのため、メールでも通知を受け取りたい場合はメール通知をオン、JPYC Gatewayにログインしたときだけ確認したい場合はメール通知をオフ、といった使い分けができます。


5. すべてのウォレットの通知が届くわけではない

法人利用で重要なのが、入金通知と権限管理の組み合わせです。

JPYC Gatewayでは、対象ウォレットに対する「入金通知権限」を持つユーザーが、そのウォレットの入金通知を受け取ります。

例えば、企業が次のウォレットを管理しているとします。

  • 本社ウォレット
  • 東京店舗ウォレット
  • 大阪店舗ウォレット

東京店舗の担当者には「東京店舗ウォレット」の入金通知権限を設定。大阪店舗の担当者には「大阪店舗ウォレット」の入金通知権限を設定。本社の経理担当者には、複数のウォレットの入金通知権限を設定。

このように、担当業務に合わせて通知対象を分ける運用ができます。


6. 「誰がどの入金を見るか」を管理できる

ウォレットが数個であれば、全員がすべての入金を確認する運用でも大きな問題はないかもしれません。

しかし、店舗や部署、サービスごとにウォレットが増えていくと、すべてのユーザーへすべての入金通知を送る運用は煩雑になります。

そこでJPYC Gatewayでは、ウォレット別アクセス権限の一つとして入金通知を設定できます。

例えば、次のような設計が可能です。

  • 店舗担当者 → 自店舗ウォレットの入金通知
  • サービス担当者 → 担当サービスのウォレットの入金通知
  • 経理担当者 → 複数ウォレットの入金通知

「入金通知」という機能を単独で利用するのではなく、ウォレットごとの権限管理と組み合わせられることがポイントです。


7. ウォレットグループとの組み合わせも

多数のウォレットを管理する場合は、ウォレットグループと権限管理を組み合わせることもできます。

例えば、「東京店舗」「大阪店舗」「EC事業」「法人営業」といったウォレットグループを作成します。

そのうえで、担当者の役割に応じてウォレットへのアクセス範囲や入金通知権限を設定します。

ウォレットが増えた場合でも、組織や業務単位で管理しやすい構成を作ることができます。


8. 入金確認を「ウォレットを見に行く作業」から変える

ブロックチェーン上では入金履歴を確認できます。しかし、法人業務では「確認できる」だけでは十分ではありません。

重要なのは、誰が確認するのか、新しい入金にどう気付くのか、未確認の入金をどう把握するのか、どのウォレットの通知を誰に届けるのか、といった運用です。

JPYC Gatewayの入金通知では、自社ウォレットへの入金をベルアイコンで知らせ、未確認の入金一覧へ直接アクセスできます。

必要に応じてメール通知を有効にし、ウォレットごとの入金通知権限と組み合わせることもできます。

複数のウォレットを利用する法人にとって、日々の入金確認を管理しやすくするための機能です。

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執筆者:赤松 智彦
Author

赤松 智彦

アステリア株式会社 / ステーブルコイン事業部

システム連携やデータ活用の知見から、企業の「財務DX」や「デジタル通貨のビジネス活用」をテーマに、日本円ステーブルコインの普及に向けた実務ノウハウや最新トレンドなどのお役立ち情報をお届けします。