JPYC Gateway

入出金・送金・ウォレット情報をまとめて出力。JPYC Gatewayの「レポート機能」とは?

入出金・送金・ウォレット情報をまとめて出力。JPYC Gatewayの「レポート機能」とは?

企業でステーブルコインを利用する場合、ウォレットから送金できるだけでは十分ではありません。

「今月どのような入出金があったのか」「どのウォレットから、どこへ送金したのか」「現在どのウォレットを管理しているのか」といった情報を、経理や管理業務で確認できる状態にしておく必要があります。

JPYC Gatewayでは、入出金や送金、ウォレットに関する情報をレポートとして確認・出力できます。ブロックチェーン上の取引を、法人の管理業務で扱いやすくするための機能です。

1. JPYC Gatewayのレポート機能

JPYC Gatewayでは、用途に応じて複数のレポートを利用できます。主なレポートは次の4種類です。

  • 入出金履歴レポート
  • 送金リストレポート
  • 自社ウォレットレポート
  • 送金先ウォレットレポート

「取引を見るためのレポート」と「ウォレットを管理するためのレポート」の両方が用意されています。


2. ① 入出金履歴レポート

入出金履歴レポートでは、JPYC Gatewayで管理しているウォレットの入出金情報を確認できます。

入出金履歴には、取引相手や金額だけでなく、ガス代、送金識別コード、TX Hash、ブロック情報、取引のソース、入金確認ステータスなどの情報も記録されます。

例えば、「今月どのウォレットに入金があったか」「どの取引先へ送金したか」「未確認の入金が残っていないか」といった確認に利用できます。

ブロックチェーンエクスプローラーを個別に確認するのではなく、JPYC Gateway上で管理している取引情報をまとめて確認できます。


3. ② 送金リストレポート

送金リストレポートでは、JPYC Gatewayから行った送金に関する情報を確認できます。

企業で送金業務を行う場合、単に送金が完了したかだけではなく、「どの送金を実行したのか」を後から確認できることも重要です。

例えば、取引先への支払い、従業員・業務委託者への支払い、店舗や拠点への資金移動、サービス利用者への送金など、JPYC Gatewayを使った送金の管理に活用できます。

日々の送金業務だけでなく、後から取引を確認するための記録としても利用できます。


4. ③ 自社ウォレットレポート

JPYC Gatewayでは、取引履歴だけでなく、自社ウォレットに関するレポートも用意されています。

企業で利用するウォレットが増えると、「現在どのウォレットを管理しているのか」「どのアドレスが登録されているのか」「どのウォレットをどの用途で利用しているのか」といったウォレット自体の管理も必要になります。

自社ウォレットレポートを利用することで、JPYC Gatewayに登録している自社ウォレットの情報を確認できます。

複数部署・複数店舗・複数サービスでウォレットを利用する場合の管理にも活用できます。


5. ④ 送金先ウォレットレポート

JPYC Gatewayでは、自社ウォレットとは別に、送金先ウォレットを登録して管理できます。

例えば、「取引先A」「業務委託先B」「店舗C」など、頻繁に送金する相手のウォレットを登録できます。

送金先ウォレットレポートでは、こうしたJPYC Gatewayに登録している送金先ウォレットの情報を確認できます。

送金先が増えてきた場合でも、登録しているウォレット情報を一覧として管理しやすくなります。


6. 送金識別コードも取引情報として管理

法人の支払い業務では、ウォレットアドレスと金額だけでは「何の支払いだったのか」を判断しにくい場合があります。

JPYC Gatewayのガスレス送金では、任意で「送金識別コード」を設定できます。

例えば、請求書番号、注文番号、社内管理番号などを送金識別コードとして利用できます。

設定した送金識別コードは、入出金履歴やレポートにも出力されます。

ブロックチェーン上の取引と、企業側で管理している請求・注文などの情報を結び付けるために活用できます。


7. ブロックチェーンの情報を業務で使える形に

ブロックチェーン上の取引は公開されているため、TX Hashやウォレットアドレスを使えば取引そのものを確認できます。

しかし、法人業務ではブロックチェーン上に記録されていることと、社内で管理しやすいことは別の問題です。

例えば、「このアドレスはどの取引先なのか」「この送金はどの請求書に対する支払いなのか」「どの自社ウォレットから支払ったのか」といった情報を、経理担当者が毎回ブロックチェーンエクスプローラーから確認するのは効率的ではありません。

JPYC Gatewayでは、ウォレット名や取引情報などを法人向けの管理画面で確認し、レポートとして扱えるようにしています。


8. 経理・管理業務への活用

レポート機能は、日々のウォレット操作だけでなく、その後の管理業務で活用できます。

例えば月末に、入出金履歴を確認する、送金実績を確認する、管理している自社ウォレットを確認する、登録している送金先を確認する、といった作業をJPYC Gatewayの情報をもとに行えます。

ウォレットを「送金するためのツール」としてだけではなく、企業の資金管理業務の一部として運用するための機能です。


9. ステーブルコインを「送る」だけでなく「管理する」

個人でウォレットを利用する場合は、残高と取引履歴を確認できれば十分なケースもあります。

一方、法人利用では、取引が増えるほど記録・確認・集計の重要性が高まります。

JPYC Gatewayでは、入出金履歴、送金リスト、自社ウォレット、送金先ウォレットという4種類のレポートを用意しています。

ステーブルコインを送金・受け取りするだけでなく、その後の経理・管理業務まで見据えて取引情報を整理できることが、JPYC Gatewayのレポート機能の特徴です。

Contact

JPYC Gatewayの活用について相談する

自社の決済業務でどのように活用できるか、導入イメージや運用方法についてお気軽にご相談ください。

導入について相談する
執筆者:赤松 智彦
Author

赤松 智彦

アステリア株式会社 / ステーブルコイン事業部

システム連携やデータ活用の知見から、企業の「財務DX」や「デジタル通貨のビジネス活用」をテーマに、日本円ステーブルコインの普及に向けた実務ノウハウや最新トレンドなどのお役立ち情報をお届けします。