JPYC Gateway

暗号資産なしでステーブルコイン決済を導入する方法!JPYC Gatewayのガスレス送金とは

企業の決済DXを加速させるJPYC Gateway

近年、ビジネスの現場でも注目を集めている「ステーブルコイン(デジタル通貨)」。

「送金コストを抑えられる」「24時間365日いつでも数秒〜数分で着金できる」といったメリットから、B2B決済の新たな選択肢として大きな期待が寄せられています。

しかし、ステーブルコイン決済の導入には、多くの企業が直面する課題があります。

それは、ガス代を支払うために暗号資産(ETHなど)を購入・保有する必要があることです。

多くの企業では、社内ルールやガバナンス、税務上のリスクから「暗号資産の保有」そのものが禁止されているケースが少なくありません。そのため、「効率的なのは分かっているが、規約上導入できない……」と諦めていた担当者の方も多いのではないでしょうか。

こうした課題を解決するのが 、日本円だけでステーブルコイン決済を可能にする「ガスレス送金」です。


1.「ガスレス送金」とは?なぜ暗号資産が不要になるのか

ガスレス送金とは、利用者がガス代用の暗号資産(ETHなど)を保有・準備することなく、ブロックチェーン上で送金できる仕組みです。通常は送金ごとに暗号資産でガス代を支払いますが、JPYC Gatewayではその処理をサービス側が行います。

従来のブロックチェーン送金では、送金したい金額とは別に、ネットワークを利用するための手数料(=ガス代)を暗号資産で支払う必要がありました。

しかし、「ガスレス送金」に対応したシステム『JPYC Gateway』を利用すれば、この仕組みによって、利用者は暗号資産を保有せずに送金できるようになります。

本来発生するガス代はJPYC Gateway側で自動処理されるため、利用する企業は暗号資産を購入・管理する必要がありません。利用者はガス代用の暗号資産を準備することなく、JPYCによる送金を利用できます。

これにより、社内規定で「暗号資産の保有」が禁止されている企業でも、暗号資産を保有せずにステーブルコイン決済を導入しやすくなります。


2. ガスレス送金で解決できる3つの課題

ガスレス送金は、これまで日本企業がステーブルコインを実業務で使うためにどうしても超えられなかった主な課題の解決につながります。

① 暗号資産の保有リスク(法務・社内規定の壁)

一般企業の規約・ルール上、最も大きなネックとなる「ウォレットでの暗号資産(ETH等)の保有」が不要になります。法務やコンプライアンスの承認をスムーズに通すことが可能です。

② 変動する手数料(コスト管理の壁)

ブロックチェーンの手数料(ガス代)は、混雑度によって数十倍に激しく変動するため、企業の予算管理としては非常に扱いづらいものでした。ガスレス送金なら、どれだけネットワークが混雑していても、どこへいくら送金しても「1回あたり一律8円」にコストを固定化できます。

③ 複雑な税務・会計処理(経理の壁)

暗号資産の保有に伴う期末の時価評価や、送金ごとの暗号資産の調達といった会計・経理負担を軽減できます。そのため、従来の銀行振込に近い感覚で運用しやすくなります。


3. 従来の銀行振込や通常のステーブルコイン送金との違い

なお、ここでいう「通常のステーブルコイン送金」とは、MetaMaskなどの一般的なウォレットを利用し、利用者自身がガス代用の暗号資産を保有して送金する方法を指します。

「JPYC Gateway(ガスレス送金)」が、いかに従来の手段や一般的なデジタル通貨の送金と比べて優れているか、表にまとめました。

比較項目 JPYC Gateway (ガスレス) 通常のステーブルコイン送金 従来のB2B銀行振込
暗号資産の保有 不要 必要 (ETH/POL等) 不要
送金手数料 一律 8円 数円〜数十円(随時変動) 数百円~数千円
経理・税務処理 非常にシンプル 極めて煩雑(時価評価等) シンプル
送金・着金スピード 数秒〜数分以内(24時間) 数秒〜数分以内(24時間) 銀行営業時間等に依存
利用可能時間 24時間365日 24時間365日 銀行営業時間

銀行振込は金融機関の営業時間やシステムメンテナンスの影響を受けることがあります。一方、JPYC Gatewayはブロックチェーンを利用するため、24時間365日送金・着金が可能です。

銀行振込の手数料(数百円〜数千円)に比べて「一律8円」という大幅なコスト削減を実現しながら、ネットバンキングと同じような直感的な操作感で、24時間365日、数秒〜数分で着金できます。

また、暗号資産のウォレットにありがちな「何度もポップアップ画面が出てきて署名を求められる」といった複雑な操作もありません。さらに、ガス代不足やブロックチェーンの混雑による「送金エラー」トラブルもインフラ側が自動で回避するため、現場の支払業務が止まるリスクの軽減につながります。


4. まとめ

「ステーブルコインには興味があるけれど、うちの会社じゃ暗号資産は持てないから無理だな……」

そう思っていた企業にこそ、JPYC Gatewayの「ガスレス送金」は最適なソリューションです。暗号資産を保有せずに、 送金コストの大幅な削減 と、24時間リアルタイム決済の利便性を手に入れることができます。

特に、以下のような企業におすすめです。

  • BtoB決済が多い企業
  • Web3サービスを提供する企業
  • EC事業者
  • グループ会社間で資金移動が多い企業
  • リアルタイム送金を導入したい企業

「自社の運用に合うか確かめたい」「具体的なコストや仕組みについてもっと詳しく知りたい」という方は、ぜひお気軽に資料ダウンロード、または導入のご相談をしてみてください。

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執筆者:赤松 智彦
Author

赤松 智彦

アステリア株式会社 / ステーブルコイン事業部

システム連携やデータ活用の知見から、企業の「財務DX」や「デジタル通貨のビジネス活用」をテーマに、日本円ステーブルコインの普及に向けた実務ノウハウや最新トレンドなどのお役立ち情報をお届けします。